何度も起こるのはつらいよ

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それはいつも突然やってくる

 

生きていれば悪いことが連続して起こることがあると言います。


まさかそれを体験することになるとは思ってもいませんでした。

 

研修中は毎日、毎日勉強でした。しっかり勉強をしなければ仕事ができません。

社員が集まって、社長の話を聞いていたときだったと思います。

椅子に座って話を聞いていました。

 

えらい人の話だ。
しっかり聞いておかないと何をされるかわからない。

聞いてたはずなのに・・・。

 

突然、講師が私のそばにきて

 

「こっちにこい!」

「はあっ?」

 

別室に連れていかれました。みんなにジロジロ見られながら。
何もない部屋に入れられて、何も言わずに出て行っていまいました。

 

ぽつんととひとりぼっち。

 

出ていく前に何か言ってくれてもいいんじゃないのか?

何がなんだか分かりませんでした。

しっかり話を聞いていたはずなのに、

 

「どうして?」

「何か悪いことしたのか?」

「もしかしたら・・・。」

「まさか発作が起きたのか?」

 

部屋の中は静かでした。

そこにひとりぼっち。

なんとも不思議な感じでした。

 

何時間、待ったかわかりません。

講師が部屋に入ってきたとたん、怒られました。

ネチネチと怒るので嫌でしたね。

 

「居眠りをしていただろう!」

ということでした。

 

「やっぱりなぁ~」

 

私が思った通りだ。

また発作が起きてしまった。

しかもこんな大事なときに起こるなんてショックでした。

でも、こう何回も起こるとあまり驚かなくなりました。

 

 

てんかん発作はいろいろある

 

てんかん発作というのは
倒れて手足をガクガクさせるというイメージが強いと思います。

私も最初はそう思っていました。

でも、倒れてガクガクふるえるという発作だけではありません。

脳の病気というだけあっていろいろな種類の発作があります。

 

  • ぼんやりして反応しない「 欠神(けっしん)発作 」
  • 急に全身の力が抜けて、ガクッと倒れる「 脱力発作 」
  • 全身や手足を一瞬ピクっとさせる「 ミオクロニー発作 」

 

他にもたくさんあります。

これらの発作は無意識のうちに起こるので自分では気づかない。

 

このうち、私は欠神(けっしん)発作というのが起きたのでしょう。

ぼんやりした目つきになる、まぶたがパチパチする、動作を停止する、反応しなくなるといった症状がでる。

 

この発作が起きてボーっとしている私の姿が居眠りしているように見えたのでしょう。


たくさんの人がいる中で、ボーっとしている私によく気づいたものだと感心しました。

 

できれば、気づかれたくなかった・・・。

 

自分ではしっかり聞いていたはずなのに、こんなことが起こるなんて本当にいやな病気です。

 

この講師にめちゃくちゃ怒られました。
しょっちゅう怒られているのでなれていましたが、やっぱりへこみます。

 

「ほんとうは居眠りなんてしていない」

 

この時も私は「てんかん」という病気だということは隠していました。

 

またこの発作が起きているのを見られたら、どんなことになるだろうか不安になりました。

 

本当のことを言って楽になるか?

 

このまま言わずに隠し続けて仕事をしていこうか?

 

さて、どうしましょ?

 

 

 

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