人生イロイロ発作もイロイロ

Pocket

「てんかん」についてです。

 

てんかんの種類はたくさん

 

ややこしいのですが

「てんかん」というのは病名。

「てんかん発作」というのは症状。

 

てんかんというと

突然倒れて意識を失い、けいれんを起こすといった大きな発作を起こすものだと思うでしょう。

でも、体の一部が勝手に動いたり、会話の途中にぼんやりしたと思ったら意識を失っていたりといったタイプなどもあります。

 

てんかんの種類はたくさんあります。

ザックリと分けると「発作が起こる部位」と「てんかんの原因」で4つのタイプに分けることができます。

 

 

発作が起こる部位

  • 脳の一部の神経細胞が異常興奮を起こして発作が始まるタイプ
  • 脳全体で一斉に異常興奮を起こして発作が始まるタイプ

 

てんかんの原因

  • 突発性:原因がはっきりわからないもの
  • 症候性:原因が明らかになっているもの

 

脳の一部が興奮して起こる発作を「部分発作」

脳全体が興奮して起こる発作を「全般発作」といいます。

 

この「部分発作」と「全般発作」ではあらわれる症状が違います。

 

部分発作

 

単純部分発作

本人は意識があるため、発作の始まりから終わりまで、症状をすべて覚えています。

  • 異常な興奮を起こす部位によって、運動機能の障害
    (手足や顔がつっぱる、ねじれる、ガクガクとけいれんする、体全体が片方に引かれる等)
  • 視覚や聴覚の異常(輝く点や光が見える、ピカピカする、音が響く、耳が聞こえにくい等)
  • 自律神経の異常(頭痛や吐き気を催す等)

 

いろいろな症状がみられます。

 

複雑部分発作

意識が徐々に遠のいていき、周囲の状況がわからなくなるような意識障害がみられる発作。

  • 本人には記憶障害がみられる。
  • 急に動作を止め、顔をボーっとさせる
  • 辺りをフラフラと歩き回ったり、手をたたく、口をモグモグする。

無意味な動作を繰り返すなどの症状。

 

二次性全般化発作

単純部分発作または複雑部分発作の症状から始まり、強直間代(きょうちょくかんたい)発作に進展します。

発作が始まる前に「前兆」がみられ、意識がなくなります。

 

全般発作

 

強直間代(きょうちょくかんたい)発作

 

突然発症して、強直発作と間代発作を起こします。

発作後は、自然睡眠と呼ばれる30分〜1時間くらいの眠りに移行することがあります。

発作直後は意識がもうろうとしていますので、物にぶつかったり、熱い物に触ってやけどをするなど、
発作そのものよりも、もうろう状態での事故起こすことがあります。

 

強直(きょうちょく)発作

突然意識を失い、口を固く食いしばり、呼吸が止まり、手足を伸ばした格好で全身を硬くしていきます。

数秒〜数十秒間持続します。

強直したまま激しく倒れ、けがをすることもあります。

 

間代(かんたい)発作

膝などを折り曲げる格好をとり、手足をガクガクと一定のリズムで曲げたり伸ばしたりするけいれんが起こります。

数十秒で終わりますが時に1分以上続くこともあります。

 

脱力発作

全身の筋肉の緊張が低下・消失するために、くずれるように倒れてしまう発作です。

発作の持続時間は数秒以内と短く、発作と気づかれにくいこともあります。

 

欠神(けっしん)発作

数十秒間にわたり意識がなくなる発作です。

けいれんを起こしたり、倒れたりはしません。

話をしたり、何かをしているときに、突然意識がなくなるので、急に話が途切れたり動作が止まったりします。

 

学童期や就学前に症状が現れることが多く、女児に多い発作です。
そのせいで、先生に、注意力がない、集中できない子だと思われてしまう

 

周囲の人がてんかん発作であることに気が付かないことが多いです。

 

  • 突然症状がなくなり、ぼんやりした目つきになる
  • 眼球が上転する
  • まぶたがピクピクする(1秒間に3回程度の頻度)
  • 動作を停止する
  • 呼びかけにも反応しない

 

ミオクロニー発作

全身あるいは手足など、どこか一部分の筋肉が一瞬ピクッと収縮する発作です。

瞬間的な症状のため、自覚することが少ない発作です。

 

また、転倒したり、持っている物を投げ飛ばしてしまうほど症状が強いこともあります。

光によって誘発されることもあり、寝起きや寝入りに起こりやすい傾向があります。

 

 

まとめ

 

てんかんによって起こる発作「てんかん発作」

 

意識があるのか?ないのか?発作の症状によって細かく分類できます。

ですが、意識があってもなくても発作は発作です。起こればたちまち大変なことになります。

 

私もいろいろな発作を体験してきました。

 

いちばんこわいのは意識がなくなる発作です。

 

突然、意識がなくなり倒れてケガをしたことが何度もありました。

 

また、意識がなくなっても倒れないこともありました(欠神発作)。

急に話の途中に動きが止まる。ぼんやりした目つきになる。

そのせいでなまけているように思われてしまい、大変な目に合いました。

 

本当にやっかいな病気です。

しかし、実はてんかんなのに気づいていないで生活をしている人が多いそうです。

 

 

コメントを残す