「e スポーツ」という得体の知れないスポーツ
アジアオリンピックのメダル種目として認定されたことで、「eスポーツ」という言葉を聞くようになりました。
「eスポーツ」と聞いても何のスポーツなのかわからない人がたくさんいると思います。
日本ではまだまだ知られていない「eスポーツ」ですが、海外では立派なエンターテインメントになっています。
大規模な大会も数多く開催されています。
「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略。広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。
ゲームはスポーツなのか?
今、このスポーツについて紹介するブログやニュースがたくさんあります。
みんな言っていること
「ゲームはスポーツなのか?」
「eスポーツは日本で流行るのか?」
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スポーツとは、一定のルールに則って勝敗を競ったり、楽しみを求めたりする娯楽の総称である。
総称とあるので、ゲームもこのスポーツの中に入るのかと思うのですが、
スポーツに対する日本と海外の考え方に違いがあります。
日本では、スポーツと言えば、野球、サッカー、マラソンなど、全身を積極的に動かすものというイメージが強い。
なので、ゲームはスポーツだというイメージが薄い。または、ほとんどない。
さらにゲームは良くないイメージが強い。

これはスポーツ?
ゲームをしても「お金と時間の無駄」だと思う人がたくさんいるでしょう。
「やると頭がバカになる」
わたしはゲームで遊ぶのですが、「バカ」ではないです。
※ただ、持病で光に弱いです。
昔、ゲーセンで対戦ゲームをプレイ中に、発作を起こし、ケガをしたことがありました。
それ以来対戦ゲームをすることがなくなりました。
ゲーム依存は病気と認定
先日、ゲーム依存は病気だと認定されました。
世界保険機関(WHO)は6/18、オンラインゲームなどに没頭して健康や生活に深刻な支障が出た状態を「ゲーム障害」(ゲーム依存症)という病気に位置づける「国際疾病分類(ICD)」の最新版を公表した。
以前からゲーム依存は病気だと言われていました。
「ゲームは1日1時間」
「子供が暴力的なゲームをすると暴力的になる」
といわれたこともありました。
しかし、日本や米国のゲーム業界団体は
「ゲームをしても暴力的にならない」、「ゲームに依存性はない」と反対しています。(まず、認めたらゲームが売れなくなる)
なんでも依存することはよくありません。(アルコール、ギャンブル、薬物などいろいろ)
こういうことがあると
ゲーム=病気
と考える人が増えるでしょう。
「良くないゲームをスポーツと呼ぶのはいったいどういうことだ!」
と愚痴る人も増えるでしょう。
ゲームはスポーツではない
わたしはゲームが好きですが、
「ゲームはスポーツではない」と考えています。
やっぱり日本人だからでしょうか?
スポーツではなく、ゲーマー同士が対戦する。その対戦を観戦できる。
「ゲーム大会」
「ゲーム王選手権」
と呼んだほうがいいのでは??
オリンピックのメダル種目として認定されたことでこのスポーツについて詳しく紹介されるようになりました。
しかし、認定されていなければ、日本では得体の知れないスポーツのままだったと思います。