自分を救うのは自分だけ! 恐怖「鉄骨渡り」

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二つの恐怖がつきまとう「鉄骨渡り」

 

文句なく即死っ・・・・・・・・・・・・!

地上74メートル摩天の地獄…!

「鉄骨渡り」

アニメ「賭博黙示録カイジ」でいちばん印象に残ったゲーム

 

鉄骨渡りとは

地上8~10mに設置された鉄骨を渡るレース

・鉄骨の長さは25m

・鉄骨の幅は進むにつれて細くなる

・骨に手をつける、落下すると失格となる。

勝つために前を歩く人を突き落すことがOK!

 

落ちそうになる恐怖と後ろから押されるのではないかという恐怖

この二つの恐怖がつきまとう恐ろしいゲーム

 

クリアしたから大金をゲットだぜ!

と思われたのだが、さすがギャンブル漫画!まだ続きがあります。

「こんな簡単?なゲームで大金を得ようとする考えが甘い!」

と次のゲームに挑戦することになってしまう。

止まらない死のダンス「電流鉄骨渡り」

 

次に挑戦するゲームは

 

「電流鉄骨渡り」

 

電流鉄骨渡りとは

基本は「鉄骨渡り」と同じ。

相違点は 高さが74m

落ちれば即死確実というケタ違いの高さ

さらに鉄骨に電流が走っているためしがみつくことができない

この電流が走る鉄骨の上でさまざまな人間ドラマが繰り広げられます。

 

石田さんがカイジに託したもの

 

参加者は鉄筋から滑って落ちていく…、感電して落ちていく…。

連鎖!連鎖!連鎖!

次々と脱落していく中、気づけば生き残ったのはカイジ、佐原、石田さんの3人だけ。

同じ鉄骨を渡るカイジと石田さんのやりとりが強く印象に残っています。

 

怖がりで臆病な石田さんは何度も落ちそうになるが、カイジに励まされなんとかもちこたえることができた。

しかし、死と隣り合わせのプレッシャーに耐えられず、足がすくんで一歩も動けなくなってしまう。

 

 

すると、カイジに借金を返そうとしている妻に渡してくれと1000万引換券を託し、こう励まします。

「勝てよ・・・。勝てっ・・・! 人は勝たなきゃ嘘だ・・・・!

オレは敗れた・・・。敗れて・・・、本当に無意味な・・・無駄な一生だった・・・。

そんな・・・、そんな一生をカイジくんは送っちゃいけない・・・、カイジくんは・・・勝てる人間なんだから・・・!」

 

そして、カイジを動揺してしまわないよう、声を殺して無言で落下し、命を落としてしまった。

 

振り返ると、石田さんがいない!!! さっきそこにいた石田さんがいない!!!

「無言で落ちたっ!

あの怖がり屋・・・・。

臆病者の石田さんが最後の最後、俺のため、俺に動揺を与えないために・・・。

悲鳴のひと欠片も発さず・・・・。

ただ、黙って・・・・黙って落ちたっ!」

 

臆病者の石田さんが最後に男としての矜持(きょうじ)を見せました。

矜持(読み)キョウジ
・自分の能力を優れたものとして誇る気持ち。自負。プライド。

カイジはショックで悲鳴をあげ、涙ボロボロ流れ落ちていく・・・

このシーンはすごい悲しくなりますね。

悲しい音楽が流れてくるし、スローモーションで落ちていくし、

何度見ても胸がしめつけられるような気持ちになります。

 

登場するキャラクターはみんな表情豊かです。

泣いたり、笑ったり、怒ったり、ニコニコしていた人がガラッとどす黒い顔が変わる。

それがよくわかる漫画です。

カイジは泣いてばかりいるかな・・・?

カイジで印象に残ったシーンはどこですか?

 

注意
↑は1000万(ペリカ)引換券ではなくて1000万(円)引換券の間違えでした。

ペリカの価値は日本円の10分の1。

1000万ペリカは100万円となります。